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共栄Lab

虫忌避実験

不快害虫の代表格の一つ

そもそも、網戸とは蚊、ユスリカ、蛾等の不快害虫を室内に入れない為の物です。
蚊やユスリカ等の比較的小型の害虫でさえ、基本的に網戸のネットを通過することは出来ません。
でも、網戸のネットにそれらの虫がくっついているのを見るのも不快ですよね。
市販の製品で網戸のネットに散布したり、張り付けたりするタイプの製品も多くみられます。

そこで、網戸のフレームに同じような効果を付与できないか?と考え
昆虫の嫌がる自然成分での忌避効果を実験してみました。

※リアルな写真の場合不快感を与える恐れがありますのでイラストでのご紹介となります。


①実験装置です。
上部以外は別部屋へ移動出来ない仕組みに
なっています。


②片側に蚊を放ち観察します。
15分経過後反対側まで移動する蚊は
3匹程度でした。


③蚊を放った側に試料を投入し
資料を装置に充満させます。


④いくつかの蚊は中腹から上部まで
飛んで移動しましたが
5分後には元気がなくなり底の隅で
隠れるような反応をしました。


⑤上部のアクリルの蓋を外し
ネットのみに変更し
上部のみ新鮮な空気に
なるようにし観察しました。


⑥蓋を外してすぐに複数の蚊が
移動を始め、上部のネット際で
飛ぶようになりました。


⑦人的要因を排除するため
実験室から退出し15分後に殺虫
落ちた死骸の状態を観察しました。
凡そ半数の死骸が反対側で確認できました。

考察

今回、試料を投入する前と後で
明らかに蚊の動きに変化がみられた事。
さらに試料の薄い場所に移動した事から
蚊を不快にさせる事に成功したと考えられます。

開発を行う上で貴重なデータが得られました。


一部画像公開

※人によりグロテスクに感じる画像が含まれます。
虫の苦手な方はブラウザの戻るボタンでお戻りください。


今回の協力会社(犠牲者)のT株式会社の方々



実験装置の写真(一部)

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